あえてのApple TV+ 最強のオリジナルドラマドラマ3選!!

体験談
AppleTV+より

世はまさに大サブスクリプション時代

Netflix、Hulu、アマゾンプライムなどなど数多のサブスクサービスが展開されている。

そんな中で今回はアップルTV+のドラマをおすすめしようと思う。

なぜわざわざApple TVなんてニッチなサービスをオススメするのか、

どんなドラマが面白いのか、

そういった疑問をまとめて解消するので最後まで読んでいって欲しい。

Apple TV+って?

Apple TV+より
AppleTV+より引用

Apple TV+はApple社が2019年の11月からサービス開始したVODサービス。

要はネットフリックスのサービスをAppleがパクって作ったサービス。

その特徴はオリジナル作品のみの配信しかしていないという点。

Netflixやアマゾンプライムのように有名作品を見ることはできない。

なのでコンテンツ数もかなり少なく、マニアックな動画配信サービスと言える。

ここだけ聞くと悪いことばかりのようだが、その分一つ一つの作品の質が非常に良い。

Appleの莫大な資本を投入しているので、有名監督や有名キャストを多く起用した贅沢な作品が魅力の一つだ。

そんな中で私がおすすめの作品3つを紹介しようと思う。

落ちこぼれスパイの逆転劇〜窓際のスパイ〜

AppleTV+より引用

あらすじ

タイトルの通り、本作はイギリスのスパイ組織MI5の諜報員がテーマ。

でも、OO7のジェームズボンドのように華々しくはなく、むしろその逆。

主人公リヴァー・カートライトと同僚達は全員失態を冒して、島流しの部署「スラウハウス」に所属している。

優秀だが性格が悪すぎる上司のラムにいびられながら、日々地味な仕事をこなしていた。

そんな時に人質誘拐事件が発生し、スパイとして活躍したいと思っていたカートライトは独断で操作を続ける。

捜査を進めるなかで明らかになる仲間やラムの過去、そしてMI5の陰謀に巻き込まれていく・・・

派手な展開はほとんどなく、イギリス特有の曇り空と相まって映像は暗め。

ミステリーを解いていくタイプの作品だ。

魅力

職場で閑職に追いやられた人を「窓際族」なんて表現したりする。

この作品「窓際のスパイ」もそこから取ったんだろう。

原題は「Slow Horses」(遅い馬)。

この作品の魅力はなんといっても覇気の無さ。


仲間は全員、事務的に仕事をこなすだけの落ちこぼれ。

そんな中で主人公のカートライトだけは本部に戻るために、事件解決に奔走する。

そこから見えてくる組織の陰謀や、カートライトに影響されて変化していく仲間たちが面白い。

なんとなく見ていたら、引き込まれていくこと間違いなし。

現在はシーズン1の全6話が公開されているだけなので、無料トライアルで一気見できるのも魅力。

スパイものやミステリーものが好きな人はぜひ!

妙にリアルな近未来SF〜セヴェランス〜

AppleTV+より引用

あらすじ

この物語はセヴェランス手術というものが存在する世界の話。

sever=切り離す から来ているのだが、なんとこれは人格を分離する手術。

ドラマの舞台となる会社ルーモンではこのセヴェランス手術を受けた従業員が働いている。

出勤した人たちは職場へ行くエレベーターに乗った瞬間、別人格に切り替わる。

そして退勤した時に主人格に戻るのだ。

つまり主人格にとっては出勤したと思ったら仕事が終わって、退勤している感覚になる。

仕事をしないで良いので最高だと思いきや、別人格の自分は永遠に職場にいることになる。

この物語の主人公はそんなルーモンで働くマーク・スカウトという男性。

真面目に仕事をこなすマークに新人女性社員のヘリーの教育が任された。


しかし、ヘリーはこの会社のシステムに反感を抱きなんとかして退社しようとするのだが、会社を出た瞬間に主人格に戻り、自ら戻ってきてしまう。

最初はヘリーを説得しようとしていたマークや同僚たちだったが、「なぜ疑問を抱かないの?」というヘリーの言葉にだんだんと影響されルーモンやセヴェランスとは何なのかを調べていくが・・・


近未来の企業ディストピアを描いた傑作ドラマだ。

魅力

会社に行きたいくない人は多いだろう。

もし自分の別人格が仕事をしてくれたら、そしてそれを全く認識しなくてよかったら。

このドラマの一つ目の魅力は観た人が「自分だったらセヴェランス手術受けるかも・・・」と思わせてしまうところにある。

また、別人格に労働をさせているルーモン社は労働者に退職の権利を与えているところがリアル。

別人格がいくら抜けたいといっても主人格にとっては他人事なので戻ってきてしまう。

本当によくできた仕組みだ。

そんな袋小路のような状況でどうやって主人公たちが脱出するのか。

視聴者を驚愕させる先が読めない展開が二つ目の魅力だ。

個人的に非常におすすめの作品で、現在はシーズン1の全9話が公開されている。

こちらもすぐに一気見できるのでおすすめだ。

視力を失った人類〜See 暗闇の世界〜

Apple TV+より引用

あらすじ

これは遠い未来、疫病によって人類が視力を失ってしまった世界の物語。

すでに科学文明は忘れ去られ、人類は細々と生き残っていた。

コンクリートやペットボトルは「神の骨」として扱われ、視力は伝説の「悪き力」と信じられていた。

主人公は小さな部族をまとめるババ・ヴォス

族長の彼の前にある女性が現れる。

彼女はマグラと名乗り、なんと双子を妊娠していた。

ババは彼女と結婚し、子供を守ることを誓う。

しかし生まれた子供は双子でしかも失われたはずの視力を持っていた。


ババは視力を恐れる隣国の女王ケインから家族を守るため逃避行を開始するが・・・

魅力

このドラマの魅力はなんといっても主人公ババを演じるジェイソン・モモアのアクション。

名前は知らなくとも、アクアマン役の人と聞けはわかる人も多いのではないだろうか。

このドラマはアクションシーンがかなり多く、その度にモモアの肉体美が光る。

しかも「全員が視力がない」という前提があるため、戦闘シーンは非常に静か。

音を立てず移動する、ブラフの音で騙す、剣を杖のように使いながら周囲を把握するなど、視力がない状態で戦う技術というものに並々ならぬこだわりを感じた。

完全武装したモモアはまさに座頭市の様。

日本の甲冑や日本刀など、このドラマはおそらく日本の影響を大きく受けて作られている。

そして敵役も超魅力的。

王国を支配する女王ケインのイカれっぷりや敵の将軍タマクティの冷徹さは身震いするほど。

現在はシーズン1、2が完結し、ラストシーズンの3が更新中。

少し話数が多いが是非とも観てほしい作品だ。

まとめ&注意点

いかがだっただろうか?

Apple TVというニッチなサービスはユーザーがあまりいないが、コンテンツの質はかなり高い。


その中でも今回紹介した作品は是非とも観てほしい傑作だ。

ただし、注意点としてApple TVは常に契約しておくようなものではないことを覚えておいてほしい。

冒頭でも書いた通り、現在のコンテンツ数はかなり少ない。

さらにオリジナル作品以外は見れないので常に契約しておくのはお金の無駄だ。

なので個人的には時間のある時に7日間の無料トライアルを利用するか、アップル製品を購入した時についてくる3ヶ月無料期間をフル活用して欲しい。

特に3ヶ月無料特典は購入から3ヶ月以内のどこからでもスタートできるので都合が良い時期から始めると良いだろう。

ただし、正規販売店からの購入じゃないと特典がつかない可能性があるので注意だ。

そして無料期間が終わったとしても、気になる作品の完結まで待ってから契約し、一気見して解約するのが効率的。

月の料金は600円なので一月で全て見るなら妥当な金額だろう。


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